赤ちゃん縁組事業、達成しますように。
今の自分では育てきれないと考えて、
泣く泣く中絶を決意した16歳の女の子もいた。
性的な虐待を受けて子どもが出来て、
当然のごとく「育てられないし」と言って
中絶をさらっと選んだけど、
いざ手術の日になって青ざめて病院を飛び出して
LINEのメッセージをくれた18歳の子もいた。
「難しいかもしれないけど産みたい」と出産後、
一人で育てることが苦しくなって、
夜中に自分の子に手を上げてしまって泣きながら
電話してきた子もいた。
自分も親からネグレクトを受けていて、
親になった自分が同じことをしていることに気がついて
呆然としてリストカットを繰り返した子もいた。
たくさん、いろんな女の子に出会った。
出会うたびに、この「赤ちゃん縁組」の仕組みが
もっともっと広がったらいいのに と思った。
「赤ちゃん縁組」は、
妊娠中の段階から、課題を抱える妊婦の相談にのり、
子どもを育てたいカップルとの養子縁組手続きを進めて、
この世に生まれ落ちたそのときに、
産みの親の元から、養育する親の手に赤ちゃんを託す仕組みです。
【どうしても育てられない】妊娠は起きる。
そこから、虐待の連鎖や貧困の連鎖、
負の連鎖が生まれることもある。
その連鎖を断ち切れる取り組みの一つが
「赤ちゃん縁組」だと思っています。
私の学生時代のインターン先でもある
認定NPO法人フローレンスが「赤ちゃん縁組」事業の
クラウドファンディングにチャレンジしています。
少額ですが、私も応援しました。
あと少し。達成できますように。
2015/12/24 追記
無事目標金額を達成したそうです!よかった\(^o^)/
赤ちゃん縁組のクラウドファンディング、目標金額を達成しました。 ご寄付頂いた皆さん、拡散してくださった皆さんに、心から感謝申し上げます。 2500万円ものお金が、9日間で集まるというところに、日本の希望を感じました。 https://t.co/07P2898Nl3
— 駒崎弘樹:Hiroki Komazaki (@Hiroki_Komazaki) 2015, 12月 23