sachi LOG

認定NPO法人D×P(ディーピー)で広報・マーケ・ファンドレイジングをやりつつ、オカン業もやっている入谷佐知の日々のログです。ブランド経営コンサルタントの師匠の元で修行したのち、現職。

高校生自身のなかに答えがあるから

オトナたちの「わたしはこうだったよ」

という話を聞きながら、高校生が自分で答えを探して行く。

最終的には、本人でしか本人の足を動かすことはできない。

 

まわりのオトナたちができることは少なく、

そして、まわりのオトナたちができることは大きい。

 

人と人とのかかわり合いって面白いなあと思いながら

D×Pの授業の報告レポートを読んでいます。

 

高校生の話を聴くひとりの大人として、
いつもどんな言葉をかえしたらいいのかとても悩みます。

「こんなこと言ったら傷つけちゃうかなぁ・・・」
「これは私の意見の押しつけになってしまわないだろうか・・・」
いろんな選択肢が頭のなかを駆け巡ります。

でも、不思議なことに、話を続けていくと、高校生自身のなかに「自分の答え」みたいなものがあるなぁと感じることが少なくありません。
「大人が答えを用意してあげなきゃいけない」「コンポーザーだから、導いてあげなきゃいけない」なんてことはなく、
コンポーザーの「わたしはこう思うよ」という意見を聞きながら、高校生が自分で答えを探して行く。

・・・クレッシェンドでは、そんなようなことが沢山あるなぁ。と改めて感じました。
 

 

www.dreampossibility.com

 

カウンセリングの領域としてはカール・ロジャーズの

「パーソン・センタード・アプローチ(クライアント中心療法)」的な

考え方だと言えるのかもしれないですが、

2013年にNPO法人D×Pに入って、D×Pのスタッフのみんなが

地でこれをやってるのを見たときは、すごく驚いたものでした。

 

カール・ロジャーズ入門―自分が“自分”になるということ

カール・ロジャーズ入門―自分が“自分”になるということ