売りたくないものを売るマーケターにだけは
私が働いている認定NPO法人D×P(ディーピー)にて、
正職員募集をはじめましたっ。
マーケ担当なので、主に私と代表の今井紀明とメインで働くことになります。が、「期待する人物像」の一番上に「D×Pの取り組みを愛せる方(現場で奮闘するスタッフを大切にできる方)」と書きました。
私は、広報やマーケティング担当者に一番必要なものって、倫理観だと思ってます。
本当にその組織のビジョンを実現したいって思えるか、現場で行われていることを信じられるか、現場の第一線で奮闘するスタッフを大切にできるか。自分が、個人として、売り出したくないものを売るマーケターにだけはなっちゃいけないと思ってます。
言葉の端々を切り取ってその人の意図どおりに編集された記事は、時に暴力的だ。文脈や背景を無視する。
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) June 21, 2016
だから、伝えることを仕事にするひとに必要なのは、倫理観と対話だと思ってる。わたし個人として納得するまでは、記事にしないし、売らない。青臭いけど、大切にしてること。
わたしもD×Pの現場で意味わからんことが起きてたら「それわけわからん」って言います。そして入谷佐知個人が、納得するまで質問します。だから寄付いただいてる方にも胸を張ってお願いしますと言えるし、ボランティア(コンポーザー)をやってほしい!と言い切れるんだと思ってます。
正直、D×Pの業務は想像をはるかに超えて激務だと思います(休みはキッチリとってもらいますけど!笑。)頭フル回転しながらも、スピーディに動ける方。あと今井と私が猛スピードで動いてくのでそれを楽しめるかた…、あ、あかん、大分限られてきた…(゚o゚;;
まあこんなツイートするくらいには激務かも…(笑)
仕事、山ほどあるなぁ。
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年10月11日
おいつかなくてヒィヒィ言ってます
原稿、依然として終わらぬ…
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年5月16日
でも、私の場合は16:30にはきっちり帰ります。
どんなに積み残しタスクがいっぱいでも保育園お迎えの時間はやってくる。この4年で、集中力が3倍増した感あるし、「やらない」と決断するタスクも増えたし、優先度の高低の見極めも速くなった。意志決定のスピードが速くなった、と思いますたぶん私にしては(←突然の弱気)
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) June 17, 2016
自分に嘘つかない仕事をするからこそ、D×Pで働くことについて「楽しいか楽しくないか」という軸では測ってなくて、ただ生きているという感じです。だからこそ自分の浅はかさや弱さに直面する毎日なので、しんどいはしんどいと思います。
今日面談にいらした学生さんに「D×Pで働いてて楽しいですか?」と聞かれて、「楽しいか楽しくないかという軸であんまり考えてなくて、息してるって感じです」と答えました。
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年8月19日
(謎)
悩んでる、というわけではなく、反省してる。課題と考えるべきことが明確になってよかった。この問いは、きっと正しい。
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年7月25日
でもすごく反省してるし、自分をぶん殴りたい気分。
財団さんから助成金申請内容に関するご質問のメールが来て「現在先生と相談しながら進めている真っ最中…という案件でして、正直なところ試行錯誤中です」と正直にお伝えしました。助成金申請は「結婚」みたいなもんだから、私嘘つかないし誇張しないよ。(努力はもちろんします!)
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年9月20日
(ちなみにこの助成金、通りました!!!450万!)
取引先である皆様がD×P愛してくださってるのも嬉しいです。
D×Pインターン生へのインタビューの文字起こしをLancersで委託したのですが、その文字起こしをされたランサーさんが「御社様の活動に共感するとともに、スタッフの方の優しさがにじみでて、いつも微笑ましく思いながら作業させて頂いておりますことをお礼申し上げます」と…。本当に嬉しい。
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) June 1, 2016
こんな感じの日々を送ってます。Twitterはだいぶ赤裸々。
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正職員は考えてないけど、入谷と一緒に働いてみたい、NPOのマーケティング・ファンドレイジング業務を体験してみたいと思う方は、インターンでどうですか?
大学生インターンだけでなく、社会人インターンも募集中。休職期間中の息抜きに(笑)とか、育休前の復職のための助走期間にとか、うまくつかっていただけたら嬉しいです!
私がインターン生にバケモノとか鬼とか言われている記事はこちらです(笑)
ポジティブな面もネガティブな面もスカッとしたところも、ドロドロしたところも、いろんな要素をあわせもつ、ひとりの個人として、たおやかに生きていきましょー。
運動会が、苦手だった。
運動会が、苦手だった。
私は子どものとき、運動会が苦手だった。幼心に「これはおとなたちのための娯楽だ」と思っていた。リズムも徒競走も、頑張っても頑張ってもうまくできないから嫌いだった。先生たちが躍起になって準備するのも、怖かった。5年生の私の日記に「運動会はただの見世物だ」と一言書いてあった。(中2病一歩手前だし、家庭的にもちょっとしんどい時期だったから捻くれてるのはほんと許してほしい)
むすめは言った。
「〇〇ちゃんのお母さんに、縄跳びかっこよかったよ、練習したんやねえって言ってもらえた。〇〇先生にも毎日がんばってたもんなあ!って言われた。〇〇のお父さんには3月生まれなのにすごいなって言われた!!」
先週末に行われた運動会のあと。彼女は興奮気味に色んな人に声かけてもらったことを意気揚々と話したあと、一呼吸おいて、
「がんばったねん、ほんま。」
と、満面の笑み。
頑張ったんだよねぇ、ほんとに。そして、それを見てくれてる大人が親以外にいっぱいいた。その事実に震えた。
大人たちが全員で必死になって応援したリレーも、緊張して臨んだ親子太鼓も、たしかに「娯楽」だったし、成長した彼らを見て喜ぶ私たちはたしかに子どもたちを「見世物」にしていたと言えると思う。
でも、大人たちがみんなで見守って、喜びあって、子どもたちもそれを誇らしげにしていた、そんなむすめの運動会が、大人になった私は好きだったよ。
20年前の自分に、そう伝えてみたい。
舌打ちされそうだけど。
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追記(10/4):
Facebookに投稿したところ好意的なコメントをいただけて嬉しかったです> < コメントにリプライしながら考えたのですが、やっぱり運動会って「おとなのエゴ」が出やすい部分はあって「それ、要る?」「こどもを見世物にしてない?」みたいな面が出やすい行事なんだろうなぁと思いました。
一方で、子どもの成長過程に寄り添ったちょうどよい目標を掲げられる保育士さんがいて(まじでこのへんプロだなと思う)、運動会練習中のプロセスを親とも共有することで、全体としていい見守り体制が大人の中にでき、子どもは安心して目標に向かって走れるんだろうなぁと思いました。保護者サイドのリテラシー高いのもすごくて、父母もかっこいいと思った>_<尊敬…
赤ちゃん縁組のその「実費」って妥当なの?
千葉で特別養子縁組に関するとても悲しい事件があり、そして論点のズレた報道を見ていて悲しかったところに、こまさんが早速記事を書いていて、こまさんもフローレンスも流石だなあと思いました。
Yahoo!ニュースで記事を公開しました。
— 駒崎弘樹:Hiroki Komazaki (@Hiroki_Komazaki) 2016年9月30日
千葉県の違法特別養子縁組事件についての解説と声明(駒崎弘樹)- Yahoo!ニュースhttps://t.co/Bp98QzJKHK
「現金受け取り」が不当でないのは、まさに。誤った報道の多いニュースで胸を痛めてました。読んでほしい。 https://t.co/KVwbfvzvLD
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年9月30日
そうしたら、こんな反応がありました。
@sachiiritani @Hiroki_Komazaki 現金受け取りは違法ではないのは理解できました。しかし、この養親が支払ったトータル225万円は妥当なのかはよくわからなかったです。養子縁組ってこんなに高んだ!というのが正直な感想です。
— kameko (@akkameko) 2016年9月30日
正直わかる…。
私も最初特別養子縁組にかかるお金が巨額で当初のけぞったのを覚えています。
まず前提として、この千葉県で起きた特別養子縁組あっせん事業者の不当に関する事件においては、事業者が養親希望者に対して、「100万円を先払いすると優先順位が2番目になるよ」と言っていて、「お金を払うから優先順位を上げる」という事実が不当である。だから、「この案件に関してトータル225万円は妥当かどうか?」という問いだけでいうと、妥当ではないです!
でも、実費として200万円程度かかることもあるだろうな、と思います。
実親は10代など出産・子育てが困難で支援が必要なケースが多いです。経済的に困難な方がとても多いので出産費用、妊婦健診費の負担が必要です。(リスク出産の場合はさらに高額に…)(経済的事情により、健康保険に加入していないケースの場合はまるっと負担が必要になるんだろうなあ…)
そして、出産まで約10か月の生活支援費が必要な場合が多くあります。その実親の親や相手の男性が不在のケースが多くて、そもそもまともな家がなくて生活できない方もいるだろうし、妊娠生活にかかるまっとうな知識を得る機会もない方が多いので、無事の出産に至るまでの精神的・身体的ケアがいるだろうと思います。
ちなみに実親が生活するための母子寮を持っているあっせん事業者さんもあります。(母子寮て…家賃やら食費やら高熱費やらで、固定費どんだけかかるの…。)でも、寮が必要なほど生活支援が求められているということですよね。
さらに養子縁組実施の家庭裁判所での裁判手続き(結構時間かかるし弁護士料もいるだろうし)のサポートや、養親の選定・研修費用も必要です。その養親さんがちゃんと育てていける家庭なのかどうか判定するために、何度か家庭訪問もされるでしょうし…(そしたら交通費ばかにならないだろうな…)、さらに裁判後も養育報告を受け付けたり…と考えると、最低でも170〜180万くらいないと継続的に運営できないだろうなあと感じています。
私は、特別養子縁組に詳しいわけではないですが、「実親」にあたりそうな女性をたくさん見てきました。彼女たちの相談に乗ること一つとっても、とても大変だったりします。
以前、こんなことがありました。児童養護施設出身だったあるMちゃんという17歳の子が妊娠したときのことです。Mちゃんには両親がいません。相手の男性は妊娠の知らせを聞くと連絡がとれなくなってしまったそうです。その日、MちゃんからLINEをもらって、「とりあえず病院に行こう」という話になりました。一番近くのレディースクリニックが電車で2駅先。でもMちゃんは、電車に乗ったことがなかった。(こういうケースは施設出身者でなくても結構多いです)だから、切符の買い方の説明からスタートするんです。
10代の妊娠の場合、その子の親も相手の男性もいない場合、経済的な支援がない場合。その子が、やむをえず中絶したり、中絶という選択肢も知らず産み落としてしまうことを防ぐことができるのが「特別養子縁組」です。だからこそ、実親支援ひとつとってもものすごい労力と時間と資金が必要です。私は、切符の買い方から始まり、最後レディースクリニックに送り届けるまでに1時間半かかりました。
想像していただけたら、きっと、その金額の大きさを理解してもらえると思っています。
でも、福祉的な意味が強いからこそ、その実費についても国からの支援があったらいいな、とも思います。そして実費の基準に関しても現在は事業者によってバラバラ…。特別養子縁組については、「制度が不在」であるそうです。こまさんの声明を引用します。
こうしたことが起きる背景には、「制度の不在」があります。
特別養子縁組の仲介と言うのは、児童福祉に関する高い専門性と倫理意識が求められます。しかし、現在は、第二種福祉事業と言う届け出さえ出せば、誰でも始めることができる制度になってしまってます。
本来であれば保育園のように、ある一定の基準に基づいて、認可される仕組みでなくてはならないはずです。しかしそうした仕組みが存在せず、誰でもできるようにしてしまっている。これが問題の本質です。
まさに「異常事態」です…。
【再発を防止するために】
現在、野田聖子議員や田嶋要議員らが、臨時国会で審議予定の「特別養子縁組あっせん法案」ですが、残念ながらいまだに与野党間で調整がついていないようです。一刻も早く、与野党の建設的な話し合いが行われ、調整をつけ、法案審議をすることが、非常に重要です。そして許可制を実現することが、こうした事件の再発を防ぎます。
ぜひ国民の皆さんには、与野党の国会議員に法案の実現を呼びかけて頂けると、嬉しいです。
特別養子縁組は、予期しない妊娠をした実親を救い、子ども達を救い、子どもを育てたい養親たちの願いを叶える、素晴らしい制度です。そうした制度が、適切に世の中に広がっていくよう、関心を持って頂けることを、願っています。
最後に、日本こども縁組協会のリンクを貼りますね。
特別養子縁組の広がりを切に希望します…。
(エントリーとはまったく関係ない、むすめと私の写真。バッタかわいいよね)
「あなたには価値がある。あなたには可能性がある。」というボールを投げ続けること
先週末は広報インターンのあらちゃんの送別会。なんやかんや業務が残っちゃって、昨日があらちゃんの出勤最終日でした!
昨日、インターンのあらちゃん最終出勤日でした!長くD×PのSNSとWeb記事とチラシと画像制作、カメラを担当(多過ぎ)
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) 2016年9月26日
ありがとう(^-^) pic.twitter.com/qtZ5thxHhm
この1年半で超頼もしくなったあらちゃんを見送るのが、嬉しい。
ちょうど2年前、ある人が「部下から裏切られ続けるのがマネジャーの仕事」だと話していた。いくら期待を裏切られ続けても、ただひたすらに耐えるのがマネジャーの仕事だと。その時は「なんて勝手な人だろう」と思った。勝手な期待を抱いているのはマネジャー側で、それを「裏切られる」と表現されるほうはたまったものじゃない。
でも実際にたくさんのインターン生に関わってみると、お願いしたタスクがどうしようもない感じで返ってきたときの「ん゛ん゛ん゛…おおお…orz」って感じが、絶え間なく来る。もちろん依頼側が下手であるケースもとてもとても多い。部下のアウトプットの低さは、マネジャーの力量の低さだ。しかし、どんなにこちらが工夫を重ねても「私個人では如何ともしがたいライン」もあると感じていて、それは本人自身が乗り越えるしかないんだろうなあ、と思った。
正直途方もなく感じられることもあった。裏切られたという表現はいまだに適切じゃないと思うけど、毎度打ちのめされる感覚だった。そして孤独だった。それでもひたすら可能性を信じ続けた。
ふと、師匠の顔が思い浮かんだ。
私は何度彼女を打ちのめしてきたんだろう。「あああ、よしみさん(師匠)ほんとにごめんなさい…ごめんなさい…すみません…」と唱えた。どんなに私がクオリティが低すぎる仕事をし続けても延々と私を信じ続け、諦めずにいてくれたよしみさんがいてくれたこと、そのおかげで今の私がいるという事実は、私を奮わせた。そして一方で、当時の私はひたすら闇の中をもがいているようだったことを思い出し、「きっと、つらかろうなあ」と思った。
すると不思議と、10か月ほど経ったころにあらちゃんのアウトプットに変化の兆しが見えた。打てば、打たれる。期待すると、期待以上が返ってくる。なんだろう。私何もしてないのに。楽しい。1年2か月経ったころはさらに変わる。もっと期待すると、さらに期待以上が返ってくる。そうして私が何もしていないうちに、彼は本当に頼りになるスタッフになっていた。(後半戦は頼りにしすぎた^^;;)
わたしがずっとあらちゃんに投げていたボールは、いつの間にかしっかりと受け取ってもらえ、投げ返してもらえるようになった。
送別会には歴代インターンの皆も来ていた。広報の業務をやってくれていたみちるちゃん、よねちゃん、しおりの顔を見ていたら、私はすでに皆から色んなものを投げ返してもらってるんだと気いた。
しおりに、あとになってボールを受け取ってもらえることもあるんだと知り、希望をもらった。私を諦めないでいてくれたみちるちゃんに救われ続けた。やりたいことをするためにD×Pを離れたよねちゃんを誇りに思った。そして、あらちゃんからは、人がここまで成長するんだという希望をもらった。
最終的に、私はもらってばっかりだった。
先の人の言葉を書き換えるなら、「部下を信じ続けることがマネジャーの仕事」なのかもしれない。
1回のやらかしで、見限ったりしない。1回じゃない、延々と間違えたって、諦めたりしない。だから常に言い続けたい。
あなたには価値がある。
あなたには可能性がある。
やりたいことを全力でやって、
やりたくないことからは全力で逃げて、
自分の人生を歩んでね。
あらちゃん、インターンおつかれさまでした!
いぇーい pic.twitter.com/eBusEt03SS
— かわかみ たつのり (@Reache1129) September 23, 2016
あらちゃん、おつかれさま!
— Sachi IRITANI (@sachiiritani) September 23, 2016
よくがんばりました! pic.twitter.com/Fa4mw0CtPi
わりと不調が続いてるんだけどD×P行って元気もらえた。
— 桜木よしのり (@haro_gubbai) September 23, 2016
同僚の送別会。
僕がギター弾いて、送別するやつに歌わせることになっちゃったけど、
「サヨナラCOLOR」、すごくよかった。
楽しかった。
こうして、増えたり減ったり、減ったり増えたりして、D×Pは前進していくのですな。 pic.twitter.com/B64NkqhHmQ
— さえこ (@Saeko_zukan) September 23, 2016
あらちゃん、本当にお疲れ様! pic.twitter.com/J86Pynq2Km
— D×P 今井紀明/サハラ砂漠マラソンへ (@NoriakiImai) September 23, 2016
土日の午前中に寝てる夫を見てると、よかったなあって思う
友人の小夏さんが京都の我が家まで遊びに来てくれて、レポートしてくれました。視点がおもしろーい。
「さっちゃん(妻)が夕ご飯を用意してくれる中、呑気にスマフォを眺めるイリ(夫)。これはちょっと意外な光景かも〜我が家だったら「ちょっと手伝って!!」って感じになりそう。」
の言葉に笑った。
これは私にとっては「イリさん(夫)がのんびりしてるみたいでよかったなあ」っていう光景です。午前中イリさんが寝てるときも「よかったなあちょっとは寝れて」と思います。そして午後は私がガッツリ昼寝。私たちにとって、土日の午睡やまったり時間は超貴重な時間で、それを土日に捻出できると、チャージされて次の1週間頑張れます。
呑気だいじ…。
小夏さんのブログには「交互に寝る」とありますが、交代制というよりは、相対的に元気なほうが動くという我が家的原則にのっとっています。相対的に疲れてる方は寝るかのんびりするかして休養。相対的に疲れてない方はパートナーの休養タイムを稼ぐ…という感じ。
それを実現するには、「どちらもすべての家事育児タスクをボーダーラインまでこなせる」という前提があります。家事の相互互換性です。得意不得意はあれど、基本的にどの家事も、どちらもある程度はできるようにします。(だから、安心して寝れる…。)
そしてさらにそれを実現するには、「我々にとっての家事育児タスクのボーダーラインとは何か?」というお互いのこだわりへのすり合わせと構築がいります。育児は特に価値観のすり合わせ必須。そのための対話をします。
そしてそして、さらにそれを実現するには、土日に休養が必要なほどコミットしているお互いの仕事への理解とリスペクトが要ります。そのための対話をします。私はイリさんにロフトワーク社で活躍しまくってほしいと思うから、スマホ見ながらぼんやりしてるのは嬉しい光景です。いりさんも私の仕事に超共感してるわけじゃないと思うけど、応援してくれているのはよくわかります。
ということで、
1.相対的に元気なほうがやる
2.家事の相互互換性
3.ボーダーラインを定義づける対話
4.お互いの人生/仕事への理解とリスペクトのための対話
が、夫婦での家事育児のgoodパターンだと感じております。
以上、現場からでした!
父娘で囲碁をしていた。単純な石取りゲームとしてやってるけど、白と黒の石が並んでゆき、絵になるのは面白いみたい。#5歳児 #囲碁 #父娘